たかぱん

 立つ言葉

びっくり聖書解釈

 神の言葉はとこしえに立つ。
 ペトロの手紙では、これが「変わることがない」と変わっていますが、元のイザヤでは「立つ」です。
 どうして、神の言葉が「立つ」のでしょうか。
 教会の牧師の聖書講解は、実に臨場感溢れています。なんといっても、聖地や聖書の関係地を幾度も旅しているのです。ユダの荒野も実際に見て、そのにおいをかいで来ました。その説教を聞きながら、はっと気づかされました。
 荒野にも、オニアザミが彩りを添える季節があるそうです。けれども、それも冬になると、枯れます。それも、立ったままいわゆる「立ち枯れ」になっているというのです。
 草も花も、このように立ったまま枯れてしまう存在です。けれども、神の言葉は、枯れることがないのです。枯れずにずっと立っていることができる、ということだったのです。
 信じる私たちもまた、枯れることはないのでしょう。ただ上からの恵みを受けているならば。



草は枯れ、花はしぼむが
わたしたちの神の言葉はとこしえに立つ。
(イザヤ書40:8/新共同訳-日本聖書協会)

Takapan
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